京都に行く。
ひょんなことから京都に行くことになった。
観光目的の2泊3日であったが、1日は手芸店巡りをすることができた。
8月の第1週で天候には恵まれ、3日ともほぼ快晴。それはいいのだが、驚くほどの暑さだった。話には聞いていたが、夏の京都は本当に暑い!溶けるではなく焦げる。
こんな猛暑の中でも観光地には観光客があふれていた。
観光としては、大徳寺の聚光院、平安神宮、伏見稲荷などなどをのんびりゆっくり見て回った。
大徳寺の聚光院には、JR東海のCMでもやっていた聚光院創建450年記念特別公開(今年度いっぱい公開)を観に行った。
普段は国立博物館にある障壁画が、今だけ里帰りしているそうだ。本来の収まるところに収まった障壁画たちはなんとも言えない佇まいで、ガイドさんの説明も分かりやすく見応えあるものだった。
最後の現代の日本画家、千住博画伯による障壁画の「滝」は圧巻で、ブルーの色に吸い込まれそうだった。
平安神宮や伏見稲荷も良かったのだが、とにかく暑く、半ば朦朧としていた。
本当に来る時期を間違えたと思った。。。それでもなんとか堪能。
手芸店としては、三条通りの「idora」「三条メリスリー」、三条通りの一本裏手の「LINNET」、二条城近くの「イトコバコ」に寄ってみた。「AVRIL」の三条店は今年の春に閉店してしまったようだ。ガックリ。。
idoraとLINNETはとても素敵なお店であったが、今の自分にはピンと来るものはなく、ざっと見て早々に店を出てしまった。
イトコバコは本当にこんなところにあるのだろうかと思うくらいの住宅街にひょっこりある。
なんとなく入りづらかったが、思いきって突入。こじんまりとした店内に店長さんと思しき方と他スタッフさん2人。
あちこちに可愛らしいあみぐるみやバッグ、帽子などの編み小物が所狭しと飾られていた。それらはすべてキットとして販売もしていた。
毛糸ももちろんたくさん扱っている。大手手芸メーカー「ハマナカ」のアンテナショップなので、置いてある毛糸はもちろんハマナカのもの。
驚いたのはお買い得品として200g以上あるカセの糸が、なんと1カセ800円!で売っていたのだ。種類としては10種類程度だったろうか。
その代わり、素材やロットや何という糸なのか等の情報は明記されていない。こちらも多分すべてハマナカの毛糸だろう。
なんにせよ無茶苦茶お買い得である。思わず4カセ買ってしまった…。
左上のは「フーガ」だと教えていただいた。他のは聞いていないが、下の緑のは会話の中で「エクシードウール」と言っていたような。。。右上のは不明。
と、どんどん在庫を増やしてどうするのか。そして、いつになるか分からないのに次に京都に来たら行くお店をリストアップ。物欲の塊。
- ラ・ドログリー北山店(素敵なボタンがいっぱいあるらしい)
- AVRIL pepin 京都一乗寺店(こちらに新しくオープンした模様)
- イトコバコ(また行きたい!)
それぞれの距離感は結構あるのだが…
暑かったので、あちこちでちょいちょい休憩しまくっていた。平安神宮近くのわらび餅屋さんにて。3色わらび餅とお抹茶。旨し。
暑い暑いと大騒ぎしながらも、東京に戻って振り返ればなかなか楽しい旅行だった。