読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

きまぐれ Handmader の覚書

たまーに編んだり、たまーに縫ったり。備忘録。

「彼らが本気で編むときは、」を観る。

 

f:id:crocromanimani:20170416124951j:plain

 

昨年の10月、SNSでフォローしているニッターさんが、この映画が気になる!とつぶやいた。それが「彼らが本気で編むときは、」。

編み物ネタ⁉︎ しかも撮ったのは私も大好きな「かもめ食堂」の荻上直子監督ときたら、これは観るしかない!とひとりテンションを上げ、公開は2月25日と4ヶ月も先だったが早々に前売りを購入していた。

編み物がモチーフになる映画なんて珍しい(というか観たことないが他にもあるのかな?)。ここぞとばかりに編み物関係者や編み物好きの間で拡散され盛り上がった。

岡本啓子先生監修のもと劇場ポスターを編み物で作る(編みポスター)なんてことをやったり、アルカロクラブ(アルネ&カルロス公式ファンクラブ)の皆さんが主役3人の編み人形を作ったり、編み物雑誌「毛糸だま」に監督のインタビューが載ったり。

ワクワクしながら2月25日の公開を楽しみにしていたが、なんだかバタバタしていて観に行けたのは4月1日。
この時点で、都内ではもう2、3の劇場でしか上映していなかった。しかも上映最終週、あぶなかった。
公開されてから1ヵ月ほどでもう終わり。よっぽど大ヒットでもしない限りは映画の上映スパンてこんなものなのか。観たいと思ったらすぐに行かないとダメなのだな。


映画の概要はコチラ ↓↓↓↓

kareamu.com


主人公(リンコさん)を演じた生田くんも良かったのだが、トモを演じた子役の柿原りんかちゃんがとても良かった。

見終わった後に大きな感動というよりは、じわじわーんとする。

 

荻上監督がインタビューの中で海外に比べて日本は、自分の周りにいるトランスジェンダーの率がガクッと減る、そのことに違和感を感じるみたいなことを話していた。

確かに私の周りにも認識する限りでは見当たらない。海外生活などまったく経験がないので、それが普通だと思って生きてきたのだが、きっとそうではないのだろうな。

他にも割と重い社会問題をさらっと盛り込んでいて、改めて考えさせられる映画だった。

 

勢いでノベライズ本も購入。

f:id:crocromanimani:20170416124956j:plain

 

追記:

調べてみたら、少ないが都内でもこれから上映される劇場があるようだ。

 

 

 

“ガンジーのtablier”を編む。 #01

 

f:id:crocromanimani:20170412233141j:plain

 

昨年の11月から編み物教室では、サイチカさんの「編むのがたのしい、ニット」より “ガンジーのtablier” を編んでいる。念願の棒針編みのウェアデビューである。

デザインは前後どちらを前にして着ても良い2way仕様のたっぷりめのカーディガン(割烹着的な?)。

指定糸はパピーのボットナートなのだが、昨年廃盤になったようなのでハマナカのアランツィードで編んでいる。

f:id:crocromanimani:20170412233146j:plain

色は指定糸に近い紺色(no.11)。ボットナートもそうだが、こちらも地色に映えるカラーのネップが入っている。地味になり過ぎない感じが良い。

f:id:crocromanimani:20170412233149j:plain

 

ゲージもほぼ指定通りになったので、特に調整することなく本の通りに編んでいる。

編みごこちとしては若干ガサガサしているが、アイロン又は水に通すなりしたら変わるのだろうか。直接肌に触れることはないと思うのでそんなに気にはならないが。

 

編み始めてからすでに5カ月ほど経つわけだが、月2回の教室でしかほぼ編んでいないので、先日やっと後ろ身頃が編み終わったという状況。

裾から編み始め、身頃の胸下部分はほとんどメリヤス編みなので、若干眠くなりながらも淡々と進められた。胸から切替で模様編みへと入っていくのだが、そこまで難しい模様ではなく増減も無いので、こちらも淡々と進む。そして後ろ見頃の最大の難所、ウェアを編む上で最初に多くの人がつまづくのでは?と思われる襟ぐりと肩の引き返し編みへと入っていく。

引き返し編みは靴下でやったことがあるし、そんなに難しいことはないだろうとタカをくくっていた。ひととおり先生に説明を聞いて、なんとなく分かったつもりで進めてみる。

だが、単純な模様編みでも模様を編みながら減目していくのは思った以上に難しい。途中で混乱して何度かやり直した。

そもそも本では簡単な説明しか載っておらず、慣れた人なら分かるであろう箇所の詳細な編み図までは載っていない。私もそれで分かるのだろうと(なぜか)思っていたのだが、そうは問屋が卸さない。

結局、自分で編み図を起こして疑問を解決し、やっと編むことができた。

編み図を起こしてみて、肩の引き返し編みは左右で1段ズレるということも理解した。編み図は偉大だ。

f:id:crocromanimani:20170412233154j:plain

以前買ったmichiyoさんの本に作品の省略なしの編み図が付録として付いていて、買った時はここまでいるのだろうかと疑問に思ったりもしたが、今はそれは大変ありがたいモノなのだと痛感する。画期的な試みだ。

 

f:id:crocromanimani:20170412233158j:plain

というわけで、なんとか後ろ身頃を編み終え、現在は前身頃を編み編み中。

まだまだ残り、前身頃・袖・ポケットのそれぞれ左右2パーツの計6パーツ編まなければならない。そしてそれらの合体作業。

いったいいつ完成するのやら(遠い目)。

次の冬までにもう一着くらい、今度はセーターを編みたいと思っているのだが。。。

 

他の生徒さん達は家でもガンガン進めてくるので、めちゃくちゃ進行が早い。決められた課題とかがあるでもなく、各々好きなものを好きなペースで編む教室なので、私は私のペースで編んでいる。もう少し早く編めたらいいなぁとは思っている。

それにはゲームやってる暇があったら家でも編めということになるのだが、こちら(MHXX)もなかなか捨てがたい。

 

 

 

 

 

 

編み針ケースを作る。【かぎ針編】

 

f:id:crocromanimani:20170218153214j:plain

輪針のケースを作った後、勢いに任せてかぎ針ケースも作ってみた。

 

かぎ針はクロバーさんのアミュレシリーズを使っている。ラバーグリップが握りやすく編みやすい。ジャンボ針も発売されて全て買い揃えたら、今使っているケースには収まらなくなった。こちらもどうにかしたいなぁと思っていたので、この勢いに乗って作ってしまおう!と。

 

手元にあるMOORITさんのケースのようなラウンドファスナータイプがいいなと思ったので、それをじっくりと見て参考にし、どうやって作るかをネットで検索して検証。

f:id:crocromanimani:20160403010937j:plain

 

なんとなく分かったので、まず設計図っぽいものを作って型紙を作る。で、製作始め。

f:id:crocromanimani:20170218153305j:plain

 

今回もechinoの生地とファスナーを使用。

f:id:crocromanimani:20170218153314j:plain

※この時点で痛恨のミスを発見し(ジャンボ針に9mmはなく10mmの間違い)、即座に修正。

 

ざっくりとした製作過程は、

①内側に付ける仕切り部分を作る

②内布の編み針ポケットを付ける

③内布の左右と中仕切りをドッキング

④表布にファスナーを付ける

⑤④に内側部分を付ける

⑥ひっくり返してステッチをかける

⑦ファスナーの端に皮パーツを縫い付ける

と、こうなるのだが、echinoのしっかりがっちりしたファスナーと本体の角の丸みのせいで縫うのが非常に難しかった。。。

 

ラウンドファスナーのつけ方として、今回私が作るようなタイプ(長財布タイプ)とファスナーのところにバイアスをまわすタイプとあるようだ。バイアスまわす方にすれば良かった.....と激しく後悔した。

f:id:crocromanimani:20170218153319j:plain

思いっきり歪んでる。。。

 

結果、なんとか形にはなったが、アップではとてもお見せできないヘタレな仕上がりに。輪針ケースのように簡単には作り直せないし、気力もない状態なので、今回はまぁいいかと開きなおっている。自分が使うものだし、とりあえずジャンボ針も全部しまえるので。

f:id:crocromanimani:20170218153328j:plain

f:id:crocromanimani:20170218153324j:plain

 

これで、棒針とかぎ針の道具がすっきりとまとまった。

f:id:crocromanimani:20170218155331j:plain

 

 

 

 

編み針ケースを作る。【切替輪針編】

 

棒針編みを始めてみて、持っている切替輪針セットに入っている針より長いのがいいなぁなどとちょこちょこ買い足していったりして、結局ほぼ全部買い替えたくらいに編み針が増えてしまった。。。(私的には近畿編針さんのswitchの12.5cmの針がベスト!竹針サイコー)

そして、教室にも通い始めたのもあり、道具をどうにかまとめる必要があったのだが、これまでは、❶編み針はクルクルまるめるペンケース(DELFONICS)に、❷ハサミやらマーカーなどの細かい道具はポーチに、❸❷のポーチに入らないコードなどの道具はまたさらに大きなポーチに、と3つに収納して持ち歩いていた。

多少の不便さを感じながらもそれでもまぁなんとかなっていたのだが、最近になってやっぱりもう少しどうにかしたい!コンパクトにまとめたい!と急に思い立ち、ネットでいろいろと探してみたりしていた。

編み針ケースで売っているものや他の方のブログなどで紹介されているもので一番多いのは、巻物みたいにクルクルまるめるタイプ。他は2穴ファイルなどを活用するファイリングタイプだったり、MOORITのケースのような二つ折のタイプなどなど。いずれにせよ、使う時はベロベローンと広げて使うことになる。私はそれが使いづらいと感じているのでピンとこない。スペースをあまり使うことなく道具が出し入れできるものが欲しいのだが、なかなか無い。

そんな中、「Etsy※」でポーチタイプの輪針ケースを見つけた。コレだ!と思ったが、やり取りが英語になりそうなのでそこで買うのはあきらめた。こうなったら自分で作るしかない!と一念発起。 ※ハンドクラフターのためのグローバルなwebマーケット

 

で、できたのがコレ↓

f:id:crocromanimani:20170212232138j:plain

自分ではまずまずの出来だと思ったのだが、後になってあーすれば良かった、こーすれば良かったと改善点が出てきて、気になって仕方が無いので作り直した。

のが、コチラ↓

f:id:crocromanimani:20170212232145j:plain

 

ぱっと見は、柄が違う以外変化が無いように見えるが、変えたのは作る上での細かな仕様なので、多分本人しか分からない。でも、いいのだ。自分では納得の満足できるものができた。一緒に細かなものを入れる小さめポーチも作った。この小ポーチもケースの中にちゃんと収まる。

サイズ ●編針ケース H200 ×W215 ×D50 mm

    ●小ポーチ H135 ×W150 ×D20 mm

f:id:crocromanimani:20170212232149j:plain

 

結構大容量。これならば広げるスペースがないところでも道具の出し入れが割と楽になるのではないだろうか。

針はUS 0〜10号までとJP 6、7、9、12号を収める予定。

それ以外にコードやら、マーカーやら、とじ針やハサミ・・・いろいろ入る。

f:id:crocromanimani:20170212232159j:plain

f:id:crocromanimani:20170212232202j:plain

 

最初に基本のポーチの作り方をネットで検索。こちらのブログで大変わかりやすく説明してくださっていた。仕様はEtsyで見たポーチ型ケースを参考に。

生地とファスナーはKOKKAさんのechinoのもの。内側に編み針をいれるポケットを付けて、それぞれに号数がわかるようにスタンプをした。外側の生地にはバッグ用の堅めの接着芯を貼り、内側の生地には薄いキルト芯を貼ってみた。おかげで結構しっかりしてちゃんと自立する。

f:id:crocromanimani:20170212232154j:plain

 

これに気をよくしてかぎ針のケースも作ろうかと目論んでいる。

 

 

 

 

 

ニットキャップを編む。

 

ニットキャップが必要になったので、Nuvemが編み終わった後に編み始めた。

一目ゴム編みのニットキャップ。

MOORITさんのキットなのだが、自分好みに目数・段数などをカスタマイズ。

f:id:crocromanimani:20170124000711j:plain

が、最初の一目ゴム編みの作り目で苦戦。動画を探してみたりしながら何度やっても上手くいかない。ので、靴下2号の時にも使った「ラトビア、エストニアの伸縮する作り目」で始めてみた。

一目ゴム編みの作り目に関しては今度教室の先生に聞いてみよう。

 

糸はマノスデルウルグアイ クラシカのレッドマーブル。キットでは1カセで編むのだが、2カセ購入。

針の指定は13号(6mm)だったが、10号(5mm)で編んだ。ことごとく言うことを聞かないあまのじゃく。

サクサク編めてわりとすぐに完成。1カセ半ほど使用。

f:id:crocromanimani:20170124000716j:plain

赤の色が濃淡がある上に渋みがあるので、そんなに派手な印象はない(と思う)。

チクチクもせず、被りやすい帽子になった。

 

 

 

 

Nuvemを編む。 #02

 

昨年から編んでいたNuvem、1月中に編み上がるかなぁと思っていたが、それよりも早く正月休みの間に編み上がった。

広げてみたら、想像していたよりか少し小さめ。糸が足りるか心配になり、少し早めにフリルパートに入ってしまった。逆に糸が結構余ってしまうことに。。。もう少し粘れば良かったなあ。

f:id:crocromanimani:20170123234312j:plain

 

実はフリルパートに入る寸前に、増目のやり方がどうやら違っていることに気づいた。

しかしもはややり直せないし、すべて同じように間違えているので、これはコレで良いことにした。これも手編みの醍醐味(と勝手に納得)。見る人が見れば分かるのだろうが、初心者レベルの自分ではよくわからない。

f:id:crocromanimani:20170123234316j:plain

 

で、次にブロッキング(水に通して形を整え乾かす)。いろんな方のブログなどを参考に。なるほど。

ホームセンターなどで売っているジョイント式のコルクマットを使っている方が多いようだ。私も同じようなものを用意。30cm角のを18枚買ったのだが、全部使うハメになりスペース確保に苦労する。

20分ほど専用洗剤(すすぎ不要)入りの水につけた後タオルドライ。マットに広げて形を整えながらピンを打つ。そして乾くまで待つ。

f:id:crocromanimani:20170123234322j:plain

 

完成!

棒針編みでの初めての大物。感慨深い。自分でもよくやったと思う。

最終サイズは、約W1700 × H800 mm、405g。(糸が余ったはずなのに400g超えている?糸が多めだったのか。)

400g超えなので軽やかさはないが、そんなに重いなという感じもせずとても暖かい。

f:id:crocromanimani:20170123234326j:plain

 

根気のいる作品だが、不思議とまた編んでみたいと思ってしまう。すぐにとりかかる気はしないのだが、そのうちまた違う糸と色で。

 

 

三國万里子と「ほぼ日」展に行く。

 

12月16日(金)〜18日(日)の3日間、ほぼ日のお店「TOBICHI②」で開催された三國万里子さんの展示会(新刊出版記念)に行ってきた。

 

f:id:crocromanimani:20161224224937j:plain

三國さんの新刊「うれしいセーター」

三國さんが12名の著名人のためにセーターをデザインして編むという企画。

ちょっとミーハーな感じだが、新鮮で面白く感じる。装丁も変わっていて面白い。バラバラになってしまうんじゃないかと心配にもなるが。。。

肝心のセーターもそんなぶっ飛んでるものはなく、素敵なものも多く普通に着れそう(当たり前か)。ただ、指定の糸だとそこそこの(中にはかなりの)お値段だ。それに、それぞれの方のサイズで編まれているので、細身なのが予想され、調整が必要と思われる。

三國さんのエッセイも散りばめられており、こちらも読んでいてほっこりする内容。

ちなみに、著名人の中に星野源さんがいて、彼が着たセーターの毛糸のキットは速攻完売だった。笑ってしまうほどのスピード。(ほぼ日ストアで各毛糸キットが販売中。ほとんど売り切れてるが。)個人的には塩川いづみさんの「bonbon」が編みたい。

 

で、展示会の内容は、これまで三國さんがほぼ日に関わって制作されたものや、そのための編み地サンプル(スワッチ)、気仙沼ニッティングのセーターなどが展示されていた。今回の本の内容のものはなかった(もちろん、本は販売していたが)。

ほぼ日の三國さんのお店Miknits(ミクニッツ)のキットや道具も販売されていた。

f:id:crocromanimani:20161224224943j:plain

f:id:crocromanimani:20161224224949j:plain

f:id:crocromanimani:20161224224954j:plain

連日日中はかなり混雑し、並んだりして大変だったようだ。三國さんご本人もいらっしゃって、みんながサインをもらったりしていたためだろう。私は土曜日の夕方に行ったのだが、比較的空いていてすんなり入ることができ、サインもバッチリすんなりいただけた。

f:id:crocromanimani:20161224224958j:plain

戦利品。ネットで見た時は買うのを悩んでやめたものも、現物を見たらやっぱり欲しくなってしまう。思わず購入。何か私でも編めそうなものをと、ニットキャップのキットも購入。いつ編み始められるかは未定だが。

 

 三國さんの新刊が2年ぶりに出版されるとの情報を数ヶ月前にSNSで知って(しかも文化出版局ではなくほぼ日から出版)、どんな中身になるのだろうかと気になってちょいちょいチェックしていた。さすがほぼ日、発売日までの煽り方がハンパ無い。ファンはかなり心を鷲掴みにされたのではないだろうか。こういうプロモーションは普通の手芸本ではできないだろうなぁ。私もまんまとだ。ほぼ日ストアの先行販売で思わずポチった。

三國さんが気になりだしたのは割と最近のここ1年くらいで、棒針編みのウェアを編んでみたいなと思いだしてからだ。三國さんと言えば可愛い編み込みのミトンも有名だが、それよりもウェアのデザインにグッときた(私はミトンより5本指派)。甘いだけではなく、かといって尖っているだけでもない、なんとも言えないバランスの可愛らしさがあるからだ。この辺は個人の好み。

とりあえず今後も気になる作家さん。